以下のサイトでも、目安をシュミレーションできますが、
JA共済
日本生命
必要保障額シュミレーション
計算方法は、
必要保障額=遺族生活資金-準備資金
です。
遺族生活資金は下記の①から⑥の合計額
① 夫死亡時の死後整理資金(葬儀費用等)② 末子が大学を卒業するまでの生活費用
→現在の月間生活費×0.7×12ヵ月×年数(22歳-末子の現在の年齢)
③ 子どもの教育資金
④ 子どもの結婚資金援助等
⑤ 妻の老後生活資金
→現在の月間生活費×0.5×12ヵ月×年数(末子大学卒業時の妻の平均余命)
⑥ 住宅ローンなどの債務(団体信用生命保険加入なら不要)
準備資金は下記の①から⑤の合計額
① 遺族年金額② 死亡退職金・弔慰金
③ 現在の貯蓄額
④ 妻が今後働いて得る収入
⑤ 不動産収入などその他の収入
遺族年金の目安
ざっくりですが、計算しました。
(例)とある家庭
夫34歳(サラリーマン)、
妻32歳(専業主婦)、
子2人(3歳、0歳)、
月の生活費20万の場合
《遺族生活資金》 9800万
①死後の整理資金(葬式代、遺族年金が出るまでの生活費用) 144万
②末子の大学卒業までの生活費用 20万×0.7×12ヵ月×22=3696万
③子どもの教育資金 2000万
④子どもの結婚資金援助等 0
⑤妻の老後生活資金 20万×0.5×12ヵ月×33=3960万
《準備資金》 7800万
①遺族年金額 6168万
(末子大学卒業まで) 12万×12ヵ月×19+11万×12ヵ月×3=3132万
(65歳まで) 7万×12ヵ月×11=924万
(65歳以降) 8万×12ヵ月×22=535万
②死亡退職金 300万
③現在の貯蓄額 332万
④妻の今後の収入 1000万
⑤その他の収入 0
この家庭の必要保障額は2000万となります。
この2000万円の不足分をどうするかです。
生命保険で備えるのか、
預貯金で備えたいのであれば、どのくらいのペース
でお金を積み立てていけばよいか、
様々な選択肢がありますので、じっくりと考えてみましょう。
以下のページもご参考ください。
・死亡保障
・老後資金
・教育資金
(参考文献)
ファイナンシャルプランニング技能士手帳
記事最終校正日:2016年2月7日