結論を先に言うと、入院に対する備えはまずは、毎月の預貯金で。60歳までなら県民共済がコスパがよい。70歳以降は入院率が上がるので、それまでに計画的に預貯金をしてれば安心度が増す。
契約者の設定は、 30歳 男性です。
Ⅰ.県民共済(入院保障型)
- 保険料(月) 2,000円
- 保障内容(入院1日当たり 124日まで)
10,000円(60歳まで)
7,500円(60~65歳)
5,000円(65~70歳)
3,500円(70~80歳)
2,000円(80~85歳) - 総保険料
60歳まで 576,000円
65歳まで 672,000円
70歳まで 756,000円
80歳まで 924,000円
85歳まで 1,008,000円
※65歳までの割戻率は20%、65歳以降の割戻率は30%と仮定 - どのくらい入院すれば元がとれるか(手術・先進医療等は加味していません)
60歳までに入院した場合 58日
60-65歳の間に入院した場合 90日
65-70歳の間に入院した場合 151日
≪結論≫
県民共済は60歳までの加入であれば、コストパフォーマンスが優れている
Ⅱ.民間医療保険(オリックス生命 新キュアの場合)
・保障内容
入院1日当たり 1万円(通常の入院は60日まで、七大生活習慣病は120日まで、三大疾病は無制限)
保険期間 終身
ⅰ.終身払いの場合(30歳の平均余命が49年なので79歳までの支払とする)
保険料(月) 3,052円
総保険料 1,794,576円
ⅱ.65歳払いの場合
保険料(月) 3,917円
総保険料 1,645,140円
総保険料 1,645,140円
ⅲ. 60歳払いの場合
保険料(月) 4,416円
総保険料 1,589,760円
・どのくらい入院すれば元がとれるか(手術・先進医療等は加味していません)
通算159日以上の入院。
《結論》
三大疾病の保障であれば、別のタイプの保険で対応した方がよいのでは。
Ⅲ.貯蓄(60歳まで)
預貯金(月) 2,000円
総預貯金(60歳時点) 720,000円
60歳時点での預貯金は、72日分の入院保障のある保険に相当。
医療保険に加入せず、将来の健康保険制度の改正(負担増)を見据えて、
投資や、貯蓄型の保険に加入するのも一つの方法です。
投資や、貯蓄型の保険に加入するのも一つの方法です。
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