ただし投資信託と違うのは、保険商品であるため、死亡保険金については、最低保証があります。
一言で言うと、変額保険は保険付きの投資信託(もしくは投資信託付きの保険)ということになります。
変額保険には、
有期型
終身型
個人年金型(変額個人年金保険)
の3つのタイプがあります。
有期型は、通常の養老保険に該当する商品です。保険料は養老保険よりも安くなります。
終身型は、通常の終身保険に該当する商品です。保険料は終身保険よりも安くなります。
変額個人年金は、通常の個人年金保険に該当する商品です。保険料は個人年金保険よりも安くなります。
資産を増やすことに、重点を置くのであれば、変額保険という選択は必ずしも有利ではありません。
保険料が割安とはいえ、通常の投資信託に比べると、比較的手数料が高いからです。
途中解約をした場合のリスクもあります。
終身保険は相続税対策として活用ができるため、その意味では、保険料の安い終身型の変額保険は検討の土台に上がってきます。
ただし、老後生活資金等の目的で途中解約を前提とするのであれば、変額保険ではなく、手数料の低い通常の投資信託(特に確定拠出年金)等で運用した方が、運用成績は見込めるかもしれません。
変額個人年金保険は、保険とは言え、個人年金保険と同様に死亡保険金は多くありません。年金の名前の通り、目的は老後生活資金等ですので、他の金融商品とじっくりと比較検討した方がよいかもしれません。
当サイトでは確定拠出年金(投資信託)と変額個人年金の運用状況を定期的に報告する予定ですので、よろしければ、参考にされてください。
※記事最終更新日 2016年3月6日